パンプスがないと生きられない

プリプリプリティな彼に再びどハマりした今野貴之系ジャニオタの綱渡りの日々

イーノの名言に救われる深夜2時

その昔、日本国民のアイドル・ドラえもんによく似た愛称をつけられたIT起業家が発言した「想定の範囲内です」というフレーズがやたらと流行した。しかし、実際には世の中なんて「想定の範囲外」の出来事の連続である。私の人生なんて生まれた時から想定の範囲外の出来事しか起きていない。友人たちからは「あんたの人生はもはやネタでしかない」と言われるが、まさにその通りだと思っている。

2016年になってまだ3週間程度しか経っていないが、私の周りは既に想定の範囲外の出来事で埋め尽くされている。顔のケガ、伊野尾革命。仕事でもプライベートでもいろいろなことがあったし、今日は雪なんてめったに降らないうちの地域に大雪が降った。近隣の小中学校は明日休校らしい。子どもたちにとってはきっと、想定外の嬉しい出来事であろう。我が家も気合で出勤するという母以外、明日は皆朝から自宅待機である。

そんな大雪が降る中、私にとってこれからの生き方を左右するような想定外の出来事が起こった。───残念ながら、銀世界の中で告白やプロポーズなどというロマンチックな出来事ではない。だが、よく考えた上で先方に「返事」をしなければならないことは確かである。

2015年の前半は、忙しすぎてほとんど休みがなかった。そしてよく身体を壊した。腸炎に胃腸炎、頻発する偏頭痛、めまい。目にデキモノができること数回。人生初のぎっくり腰も経験した。生き急ぐようなことをするのはやめようと思い、9月に突然1週間の休暇を取って海外に飛んだ。方々に頭を下げる羽目になってしまったが、咎める人は誰もおらず、たくさんの人が快く私を送り出してくれた。そして、「ゆっくり、あなたらしく生きればいいんじゃない?」というアドバイスを得て戻ってきた。

ゆっくり自分らしく生きるにしても、今年の4月から「新しい生き方」をしなければならないことは、以前からの決定事項であった。しかし、「どう生きていくか」ということがなかなか決まらなかったのである。幸いなことに、目の前にはたくさんの選択肢が提示されていた。「あなたの意思で選んでいい」と言われ、悩みながらもいったんはその中のひとつを選んだ(正確には、選ぼうとした)のである。だがしかし、想定外の出来事が起きてしまった。

これまでの人生の中でもいくつもの選択を迫られる場面があったが、大体は自分の中で答えが決まっていた。どんなに悩んでも、1週間くらい経てば「よし決まり!」とすっぱり決断することができたのである。しかし、今回ばかりはどれだけ考えても決まらない。考えれば考えるほど、モヤモヤしてしまう。想定外すぎる出来事が起こった今日なんて、余計にそうだ。

そんな時に、ふと頭によぎったのがこの記事だった。

matome.naver.jp

 

伊野尾くんについて書かれたnaverまとめの記事はどれも秀逸でよく読んでしまうのだが、この中に書かれている言葉が私の心にクリーンヒットした。

人生の大きな選択で悩んだり、もしかしたら道を間違えたりっていうことって絶対あると思うけど、それでも、それでいいじゃん?そんなことより、選択肢がたくさんある生き方のほうがいいじゃんって、俺は思うし。そういう生き方をしたいから。

 

俺は、分かれ道、選択肢が多いこと自体が良い事だと思ってて。選択肢が多いことが人生を豊かにすることだと思ってるから。その選択肢で道を間違えても、それ以前に分かれ道があることに価値があるんじゃないかと。絶対的な正解なんてないと思うから。

こんな名言を残しているのが「君が太陽なら僕は洗濯物」という謎の歌詞を生み出し、「イケメンすぎる」オタクたちを味方につけているスーパーアイドルグループ・愛追I隊の「I」ことイーノ改め、天下のN○Kのラジオ番組でNGギリギリの発言を連発している伊野尾慧だなんて、誰が想像しようか。

そんなわけで、思いがけず最近お気に入りのいのちゃんの名言に救われた深夜2時。こうして自分の気持ちを吐露したことで、頭の中も少し整理されたような気がする。与えられた時間の中で、これからの生き方についてしっかり見つめ直さなければならない。

だって、だって、私には愛するジェジュンの除隊まで絶対にありえないと思っていた、想定外の「オタクとしてのハッピーライフ」が待っているのである。しかも、ジェジュンが除隊しようもんなら国を股にかけてハッピーライフをエンジョイしなければならないのである。目の前にある選択肢のうち、どれを取ることになろうがこれだけはブレない。ひとまず、来月のduetでの「いのたま」*1コラボグラビアを楽しみに頑張ろうと思う。8年ぶりのアイドル雑誌改め「ドル誌」購入───これがここ数年で一番の、想定外の出来事かもしれない。

何はともあれ、現在の立ち位置を手にするまで、あらゆる選択を迫られてきた(そして今も、常に選択の連続であろう)いのちゃんを見習い、私もいろいろなことをきちんと考えようと思う。

───と、ここまで書いてふと思い出した。私は持ち帰り仕事を片付けている途中だったのだ。…思いの外生き急いでいない自分に、ふと安堵のため息、である。よし、寝るか。

*1:解説するまでもなく、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧くんとKis-My-Ft2玉森裕太くんの2人を指すコンビ名である。2人が同じグループで活動していた頃からこの組み合わせが好きで好きでたまらなかった私にとって、今回のコラボは夢の実現そのものである