パンプスがないと生きられない

プリプリプリティな彼に再びどハマりした今野貴之系ジャニオタの綱渡りの日々

8年前、ジャニーズJr.だった君たちへ

去年、韓国の大学で1週間ほど教壇に立つ機会に恵まれた。

その時のことをエッセイ調にまとめてくれませんかねえ~と先方から依頼があり、日曜の夜中からボチボチ書き進めているのだが全くオチが見当たらない。オチも何も途中の話が迷走しまくっている。よって他の仕事が全く進まない。今日も早朝から仕事に行き、戻ってきてから3時間パソコンに向き合っているがまとまらない。

よく「一条さんって何やってる人ですか?」と尋ねられることがあるが、話すと長くなるし聞いている側も面倒なのでいつも「…何でも屋?」と答えることにしている。我ながらなかなかテキトーな返答だと思っているが、私をよく知る人たちからは「それ適格」とのお言葉を頂いているのだから世の中面白い。───前置きしておくが、建築系は門外漢である。(誰も聞いていない)

 

そんなわけで、昨日もこの調子でオチの見つからないエッセイだかなんだか(以降「謎の作文」と呼ぶことにする)をだらだらと書いていたら、A.B.C.-Zのはっしーこと橋本良亮くんがテレビに出ていたので、ついつい作業の手を止めて見入ってしまった。

タイトルは確か「ビックラコイタ箱」だったか。とにかく、橋本良亮くんと元AKB48光宗薫嬢と、大人気モデルの土屋巴瑞季嬢(前々から名前はよく目にしていたが、「はずき」と読むとは知らず!)がゲストという、美男美女揃い踏みの番組だった。

小学校2年生からの親友から届いたという荷物の中には、思わずほろっと来てしまうようなエピソードが書かれた手紙と共に、彼が「A.B.C.-Zの橋本良亮」として初めて迎えたライブのTシャツが入っていた。

 

「Hey!Say!JUMPの10人目は、絶対俺だと思ってました」

「メンバーに入れなかったからすげー悔しくて、振付師とジャニーさんの所に抗議に行った」

「でも、話にならなくてやさぐれた」

「中2…中1の時だったかな。親友と一緒に公園で髪染めて、ピアスを開けました」

 

私の記憶が正しければ、はっしーは確かこんな感じのことを話していた。

私の中での「ジャニーズJr.全盛期」は、大好きだったYa-Ya-yahがジュニアのトップに君臨していた2006年~2007年頃である。弟分のJ.J.Expressももちろん好きだったし、Kis-My-Ft2やA.B.C.、Question?も大好きだった。とっつーが出演していた「はなまるマーケット」は毎週録画していたし、マッチ with Question?のことも追いかけた。当時はとにかく「ジャニーズJr.」というものが盲目的に好きだったのだ。

Hey!Say!JUMPの結成・そしてデビューは、そんな「ジャニーズJr.全盛期」に良くも悪くも大きな変革をもたらしたと思っている。解体したグループ、デビューを果たしたグループ、形を変えてデビューしたグループ。時は流れ、それぞれのグループが、それぞれのメンバーが、それぞれの「今」を生きている。

はっしーは「今だから」と比較的あっさり話していたような印象を受けたが、当時は死ぬほど苦しかっただろう。言葉で表現することができないような思いをしたことだろう。それはもちろん、他のメンバーたちにも言えることであり、JUMPのメンバーにも言えることである。Myojoの「一万字インタビュー」なんかを読むと、メンバーたちが語る「真実」と共に当時のことを思い出して、胸の奥が切なくなる。

だからこそ、当時ジュニアだった彼らがデビューして、華々しく活躍している「今」がいとおしい。はっしー繋がりで言えば、河合くんはカウコンで松潤と2ショット共演を果たしたし、塚ちゃんは持ち前のキャラを生かしてバラエティで大活躍中だ。五関くんもとっつーも相変わらず頑張っている。キスマイはジュニア時代とは方向性を変えた独自の路線を突っ走っているし、JUMPはメンバーの成長と共にグループの色が明確になってきた。事務所を退所したメンバーたちは、それぞれのフィールドで新たな活躍を見せている。とにかくみんながガムシャラに頑張っているのだ。彼らのこの「ガムシャラ」で「シャカリキ」な生き方こそ、私たちファンがジャニーズを応援したくなる最大の理由だと思う。*1*2

とにかく彼らには頑張ってほしい。それぞれの夢を叶えてほしい。その夢が叶い続けるまで、私は陰からこっそり見守っていこうと思う。

こうして私にいろいろなことを考えるきっかけを与えてくれたはっしー(とその親友)に感謝しつつ、早く謎の作文を書き上げるべく頑張りたいと思う。そう、結局はそこなのだ。

*1:我らがいのちゃんは「ガムシャラ」で「シャカリキ」な努力をしている姿を見られたくないらしく、苦労話を決してしないことで知られているがどうやら今月のポポロの中で少し吐露したらしい…?読みたい!

*2:とにもかくにも日本人はアイドルの持つ物語性(=苦労話)に弱い。K-POPが日本で爆発的に受け入れられた理由も、音楽性が大きなファクターであることは間違いないが、彼らの背景にある物語性もまた大きく作用しているように思う───という研究を大学時代に齧ったのでいつか再び研究したいと思っている今日この頃!!!