パンプスがないと生きられない

プリプリプリティな彼に再びどハマりした今野貴之系ジャニオタの綱渡りの日々

物語は終わらない

我らが伊野尾くんが「めざましテレビ」の木曜レギュラーになるらしい。

私がこの一報を知ったのは、情報解禁日のおやつどきのことだった。───というのも、この日は午後からの勤務だったため、夜中まで持ち帰り仕事を片付け、午前中は爆睡していたのである。7時半頃のニュースならちょうどトイレに起きた頃だから、見れたかもしれないのに!───実家暮らし、有岡世代の理不尽すぎるワーカーホリックはその夜、中学時代からの私の「いのちゃん好き」を知る母に詰め寄った。

「なんで教えないの!?!?!?」

「いや、教えないもなにも…うち、あさチャン*1だけど…」

そう、我が家の朝は昔からTBSと相場が決まっているのだ。

私的「第一次ジャニーズブーム」である中学時代、芸能ニュースを見るために「めざましテレビ」にチャンネルを合わせていたら、洗面を終えた父が勝手に「朝ズバッ!」にチャンネルを切り替え、朝から大ゲンカしたことが何度もあった(当然録画していたのだが、リアルタイムで見たいというのがファンの心情というものであろう)。両親の出勤・私の登校後、我が家の偉大な主婦である祖母がそのままチャンネルを替えず、「はなまるマーケット」で一息入れていることを知ったのは大学生になってからだった。よって我が家は朝ドラの話題にも疎い。今でも祖母は「ビビット」が終わるまでチャンネルを替えないのだから、巷で話題の「五代様ロス」なぞどこ吹く風状態である*2

───という我が家の早朝のテレビ事情は置いておくとして、今回の大抜擢は一ファンとしてかなりの衝撃だった。まさかあのプリプリプリティが。スーパーカーで君をさらっていっちゃうあの子が。雑誌で素直にテストの点数を暴露しちゃうような子が。ちょっと生え際が怪しかったあの子が───満を持して全国ネットの朝番組にレギュラー出演する日が来るなんて。ジュニア時代から知っているだけに、ここまで来るともう母のような気持ちである。ただただ「よかった」の一言に尽きる。「東方神起ペン」を経験している私でさえこんなに感動しているのだから、ジュニア時代から今日まで、一途に応援してこられたファンの方の感動たるや計り知れない。

私がいのちゃんのことを知ったのは、2005年4月の「少年倶楽部」だった。これをきっかけに、気づけば一番好きな太陽くんの次に、女の子みたいにかわいい彼のことを追うようになっていた。早いもので、あれからまもなく11年である。早い。早すぎる。小学1年生にして「1日1日すぎるのが早すぎるよ!」と親に泣きつき「どこのおばあちゃんだよ」とツッコまれていた私である。最近は1年が3ヶ月程度のボリュームにしか感じられない。マツコも少し前にそんなことを言っていたような気が───と、まあそんな話はどうでもいい。

あっという間の11年だったが、時間は確実に流れ───11年前予想だにしなかったことが、今次々と現実になっている。いのちゃん、JUMP関連もそうだし、私を取り巻く状況においても同様である。人生はどこまでも複雑怪奇で、オモシロイ。

 

───と、この辺りまで書いていったん保存したのが今週の火曜日(8日)。ここから先は本日・12日の土曜日の昼下がりに書いている。

この記事を保存してから2日後、遂に私はJUMPのファンクラブに入会すべく、郵便局に走っていた。仕事関係の書類を出すのにいつもお世話になっている郵便局の顔なじみのお姉さんにエクスクラメーションマークが並び倒している振込用紙───更に「好きなタレント:伊野尾慧」とまで書かれている───を差し出すのは気恥ずかしく、ATMで操作をした直後、いのちゃんの「メレンゲの気持ち」MC就任の報を知った*3。最初はガセかと思ったが、どうやら本当だったらしい。伊野尾慧という男は、どこまでもファンの想像の斜め上を行く男である。伊野尾革命は終わらない。

11年前、中学生だった私は20代前半で結婚した両親と同様、自分も早々に結婚しているものだと信じて疑わなかった。結婚しているはずだったのに、まさかいのちゃんに再びラブフリーフォールしてしまうだなんて。

11年後こんなことになるなどと、果たして誰が想像しただろうか。すべては神のみぞ知る───?

*1:余談だが、今回の一報を受け、「ZIPからめざましに移行します」という一種の宣言を方々で目にしたが、あさチャンからめざましに移行する旨の宣言は未だ目にしていない。もしいらっしゃればぜひ仲良くさせていただきたい…!

*2:とはいえ家族そろってミーハーなのだから、朝ドラを見たこともないのにディーンフジオカをテレビで見るたび「五代様!」と大騒ぎしているのだが。

*3:そろそろTwitterアカウントを作るべきだろうか…。プライベートでアカウントを持っているものの、何かと面倒で半年ほど放置してしまっている。